今日はオリンピックの開会式ですね。
開催前から色々あった(本当に、色々あった…!)オリンピックですが、感じたことをほんの少し…

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もともとオリンピックって「アマチュアのスポーツの祭典」だったらしく、
出場する選手もアマチュア限定。
企業スポンサーはなく、費用はぜんぶ開催する国や都市が出していた(税金)
それが年々開催地の出費が増えていったんだね。

1976年のモントリオール五輪で大赤字になって、開催地に名乗りをあげる都市が減っていき、オリンピック存続の危機に陥ったんだって。

オリンピックの元々の理念は美しいものなんだけど、経済がついていかなかった。
まさに「経済なき道徳」状態だね。


で、1984年のロサンゼルス五輪から商業化が始まったんだそうな。
企業スポンサー制の導入のおかげで、税金に頼らない運営ができるようになったんだね。
参加者もアマチュア限定じゃなくてプロも参加するようになったわけで。

そして近年のオリンピックは利益利益で、開催地の市民の気持ちは置き去りになっている気がする。

というか、もともと2013年に2020年の東京五輪が決まった時も「その費用があるなら、被災地の復興に使うべきだろ!」と言う反対意見はよく聞いたよね。
それに加えて今回のコロナで反対意見はもっと大きくなったけど。
それを押し切って開催するんだから、スポンサー様最優先というイメージが強く見えてしまったんだと思う。 

「道徳なき経済」になってしまったと言えるんじゃないかな。


そんな中、2032年のオリンピック開催地はオーストラリアのブリスベンに決定しましたね!
ブリスベンの市長さんが
ブリスベンは中規模の都市だが、予算を削減しながらオリンピックのメリットを最大化できると思っている。そうした取り組みはこれから招致をする都市の新たなモデルとなるだろう。
とコメント。
予算を削減&五輪のメリットを最大限活用!

これが実現できれば、将来またみんなに切望されるオリンピックになるね。



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